画像解像度変更は、最終的に作品をSNSなどに投稿する場合の画面用と、最終的に作品を印刷する場合の印刷用の2通りの利用の仕方があります。
まずは、画面用での解像度設定の説明をします。

①ツール選択ウィンドウから、②キャンバスツールを選択します。

①画像解像度変更を選択します。

①縦横比維持をオンにします。
画面用での解像度変更は②画素を選択します。
画面用では解像度(dpi)を変更するのではなく、ピクセル(px)を変更します。
③幅(px)を1280から75に変更をし、設定が終わったら④✓を押します。

このようにピクセルを小さい値に設定すると画質が悪くなります。
ピクセルを小さくすると最大レイヤー数が増えます。最大レイヤー数に達してレイヤーが増やせなくなったときに小さくするとよいでしょう。またキャンバスサイズが小さいと動作が速くなったり、ストレージ使用量が少なくなったりするメリットがあります。なお画面用のサイズ指定はピクセル(px)のみで指定し、解像度(dpi)は指定しても意味がありません。
次に印刷用の解像度設定の説明をします。
印刷用の作品ではキャンバスサイズはmmと解像度(dpi)で指定します。解像度は最低300dpi(推奨350)に設定すると綺麗に印刷ができます。dpiとは、ドット・パー・インチの略で1インチ(25.4mm)の中にいくつドットが入るかという数字です。
※注意点:印刷屋に依頼するときは、前もってdpiとサイズを調べておきましょう。あとからのdpiの変更は難しいです。

①縦横比維持をオンにします。印刷での解像度変更は②印刷を選択します。
印刷では解像度(dpi)で変更可能なので、③解像度(dpi)を350から25に設定します。
設定が終わったら④✓を押します。

このように解像度(dpi)を小さく設定すると画質が下がります。
次に「補間」について説明します。
「補間」には3つの値(最近傍(ドット)、色の平均(ドット)、バイリニア)があります。
それぞれの「補間」を使い、画像を拡大した場合と縮小した場合にどのような結果になるのかを説明します。

以下の例では、画像を拡大する際は、上図左の画像(幅が75のもの)を「縦横比維持」を使って「幅」を1280に拡大しています。画像を縮小する際は、上図右の画像(幅が1280のもの)を「縦横比維持」を使って「幅」を75に縮小しています。

[ バイリニア ] … 通常のイラストの拡大・縮小にはこの設定がおすすめです。拡大時には色の補間を行い、元の(小さい)画像のピクセルが見えることを防ぎます(上図左)。縮小時には元の(大きな)画像の色を混ぜ合わせて新しい(小さな)画像の色を決定します(上図右)。

[ 色の平均(ドット) ] … 拡大時は、ドットがくっきり見える状態を維持します(上図左)。縮小時は、元の(大きな)画像の色を混ぜ合わせて新しい(小さな)画像の色を決定します(上図右)。

[ 最近傍(ドット) ] … ドット絵の拡大・縮小におすすめです。ドットがくっきりしている状態が維持されます。また、縮小時に色を混ぜる処理を行わないため、元の画像に存在しない色がでてくることがありません。